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オレたち花のバブル組 (池井戸 潤著) アラフィフリーマンのビジネス書評

 ビジネス書を中心に、要点とツッコミを書いてます。

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オレたち花のバブル組 (池井戸 潤著)





オレたち花のバブル組 (文春文庫)

仕事とは何か、矜持とは何かを考えさせられる



 (一部ネタバレがありますので、ご注意ください)
 
 本書はノンフィクション小説ですが、金融業界の中身を知ることができるビジネス本とも考えられるので、ビジネスのカテゴリに入れました。

 
(あらすじ)
 老舗の伊勢島ホテルが運用失敗で120億もの巨額損失を出した。メーンバンクの東京中央銀行は黒字化を前提に先日200億円の融資を実行したばかり。

 頭取の指示でその担当が突然、営業第二部の半沢に回ってきた。もし金融庁検査で伊勢島ホテルに対する融資に回収懸念があると判定されたら、東京中央銀行は数千億単位の「引当金」を積まなければならず、大打撃を受ける。半沢の使命は伊勢島ホテルの経営を立て直し、金融庁検査で回収懸念がないことを証明すること。しかし金融庁検査は来月の第一週で時間の猶予はない。

 半沢はバブル入行組の同期の友人と協力し、伊勢島ホテルへの融資を決めた京橋支店の関係者を調査する。巨額損失のことなど知らぬとしらばくれる彼らに疑念を感じた半沢は、「やられたら倍返し」をモットーに、証拠の積み重ねや、意表をつくハメ込みで彼らを追い詰め、銀行の闇の部分を暴いていく。


 
 部長や役員、そして金融庁の調査官といった上役に、舌鋒鋭く立ち向かう半沢の姿は実に痛快で胸が熱くなります。もう目が離せずに一気読みしてしまいました。こんなに夢中になった小説はハリーポッター以来です。しかも面白いだけでなく
 
 ・引当金
 ・金融庁検査
 ・粉飾決済
 ・迂回融資

 
 といった金融の知識が、ストーリーを追ううちに自然と理解できます。あと、バブル時代のノーパンしゃぶしゃぶ接待の実態、金融庁検査の様子、金融庁の役人どもの傍若無人ぶりなど、金融業界の内部事情もいきいきと描かれています。


 金融に興味のない人、興味はあるけどなんとなく敬遠している人もぜひ一度読んでみてください。とにかく面白いです!



 

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[ 2013/01/06 17:24 ] ビジネス | TB(0) | CM(0)
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