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マンキュー入門経済学 (N.グレゴリー・マンキュー 著)



マンキュー入門経済学

政治家に読ませたいケーススタディがいっぱい



 マンキュー氏は29歳の若さでハーバード大学教授に就任した一流の経済学者です。
 
 本書は経済学をできる限りおもしろく、やさしいく解説するという視点で書かれています。
 
 読み進むうちに、自分はこんなことも知らなかったんだ、と気付かされる箇所がたくさん。でもこの本を読んでから、新聞や専門書を読むときに出てくる経済用語「名目GDP」「限界費用」の意味がわかるようになり、記事をより正確に理解できるようになりました。
 
 本書のユニークなところは、経済の原理が中学レベルの計算例でわかりやすく説明されていること、学習を助けるケーススタディが数多く掲載されていること。しかもそれが面白いです。
 
 たとえば第3章では、交易(貿易)によりお互いの国が利益を得られることを説明しています。この例を通じ、各国は自由貿易によりWIN-WINの関係を築き、より豊かになれるという原則を学ぶことができます。


 ケーススタディとしてはたとえば
 

 ・ガソリンスタンドの行列
  1973年にOPECが原油価格を引き上げたため、ガソリンの供給が減少した。通常なら需給バランスを取るため、ガソリン価格は上昇する。しかしアメリカ政府がガソリン代の上限を設定したため、供給が減少したにもかかわらず需要が減らなかった。これは深刻なガソリン不足をもたらし、車の利用者はわずか数ガロンのガソリンを買うために何時間も待つ羽目になった。
  法律の立案者は、国民が行列のために多くの時間を浪費している責任を感じ、ガソリン上限価格を撤廃した。


 ・ぜいたく品への課税(奢侈税 しゃしぜい)

  1990年にアメリカ議会はヨット、自家用飛行機、毛皮、宝石、高級車といった品目に奢侈税をかけた。これで金持ちから税金を取れると考えた。
  ところが、結果は意図したものと全く異なってきた。たとえばヨットを考えると、ヨットに対する需要は弾力的(値段が上がると需要が大幅に減る)である。億万長者はヨットを買わなくてもぜんぜん構わない。そのお金でバカンスに出たり、相続人に巨額の遺産を残すこともできる。ヨットへの課税はヨットメーカーと労働者に負担をかける。結果として、中流階級に大きな負担をかけることになった。
  奢侈税は施行後、そのまちがいが明らかになり、議会はその大部分を1993年に廃止した。


 
 こうした例を見ると、市場には変な規制を入れず、市場経済に任せるのがよいことがわかります。
 
 
 今の政治家はこの一冊の本の内容すら知らないで政策を議論しているように思えてなりません。
 
 
 著者は経済学を学ぶメリットとして
 
 1.自分が暮らしている世界を理解するのに役立つ
    就職先を見つけるのが容易な年と困難な年があるのはなぜか
 2.経済へのより機敏な参加者になるため
    自分の所得のどれだけを消費に向け、どれだけを貯蓄するか。経済学を学ぶとお金持ちになるのを手助けする道具を身につけることができる。
 3.経済政策の可能性と限界をより良く理解できる。
 
 をあげています。
 
  本書で説明されている原理・原則や多様なケーススタディを頭に入れておけば、この先の経済の動きをより正確に予想でき、ベターな判断にもつながりますね。
 
 

 


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[ 2012/12/23 12:17 ] 教養・ノウハウ | TB(0) | CM(0)
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