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高校生からのゲーム理論 (松井 彰彦著) アラフィフリーマンのビジネス書評

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高校生からのゲーム理論 (松井 彰彦著)



高校生からのゲーム理論 (ちくまプリマー新書)

物語風なゲーム理論の入門書



 ゲーム理論は複数のプレイヤーがいて、それぞれの行動が影響し合う状況において、相手の動きを見ながら自分の利益を最大化する方法を考える学問です。
 
 ゲーム理論はジャンケンから、東西冷戦、経済の価格競争の仕組みを分析するのに使われています。
 
 本書はむずかしい理論の話はさておき、具体的な事例をゲーム理論に当てはめたらどうなるか?という切り口でゲーム理論の解説をしています。具体例はゲーム理論で扱う典型例(囚人のジレンマなど)、歴史上の大戦、経済活動など多岐にわたります。たとえば
 
 ・サッカーのPK(右に蹴るか、左に蹴るか?)
 ・環境問題(CO2の規制を守るか、無視するか、どちらが国益にかなうか?)
 ・漢と趙との戦いで、漢の韓信(かんしん)が取った背水の陣の戦略分析
 ・ガソリンスタンドの市場参入
 ・北海道の航空会社 エア・ドゥの破綻

 
 たとえばエア・ドゥに関しては、ゲーム理論に基づき失敗した要因として以下をあげています。
 
 ・新規参入企業はニッチ路線が鉄則だが、エア・ドゥはいきなりドル箱路線の羽田-千歳に参入した。たとえば旭川など道内の地方都市と羽田を結ぶ路線に参入すべきだった。
 ・エア・ドゥは大型機のB767をリースしたが、ニッチ路線に参入したならB737のような小型機ですみ、燃料代もかからず、万一撤退した時の損失も小さくなる。

 
 いじわるな見方をすると、どの例もあとづけのような印象を受けますが、今現在の問題を過去の例に照らし合わせることで戦局を読むのには使えそうです。
 
 あと、物語風に仕立てられているので、ゲーム理論の初歩を系統的に勉強するには向きません。別の教科書やこちらのサイトを読んでからこの本を読むのがいいとおもいます。
 
 
 
 


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[ 2012/12/09 22:33 ] 教養・ノウハウ | TB(0) | CM(0)
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