FC2ブログ

生き方 (稲盛 和夫著) アラフィフリーマンのビジネス書評

 ビジネス書を中心に、要点とツッコミを書いてます。

ホーム > スポンサー広告 > 生き方 (稲盛 和夫著)ホーム > 人生論 > 生き方 (稲盛 和夫著)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

生き方 (稲盛 和夫著)




生き方―人間として一番大切なこと

巷の成功法則がここにも
でもそのゴールは富ではなく、生まれた時より少しでも善き心、美しい心になって死んでいくこと



 京セラの創業者で現在は、日本航空(JAL、現日本航空株式会社)取締役名誉会長をつとめる稲盛和夫さんの著書です。1997年には京都の円福寺というお寺で得度を受けて仏門にはいられています。
 
 勢古浩爾(せここうじ)さんのビジネス書大バカ事典には、巷のうさんくさいビジネス書ではなく、松下幸之助氏のような日本を代表する経営者の自伝を読むべきと書かれています。
 
 しかしこの本を読み始めたら驚きました。今まで読んだビジネス書と同じことが書かれていたからです。
 
 ・人間は、思った通りの結果を呼び寄せる(思考は現実化する)
 ・ああなったらいい、こうなったらいいということを強く思い、その思いを考え、練っていくうちに成功の道筋が見えてくる。最初は夢でしかなかったものが次第に現実に近づき、夢と現実の境目がなくなる。その達成した形が白黒ではなくカラーで見えてくるまで真剣に取り組む。

 
 運命については
 
 ・運命とは宿命ではなく、心のありようでいかようにも変えられる。運命を変えていくのはただひとつ私達の心であり、人生は自分で作るもの。
 
 人間の能力については
 
 ・できないことがあったとしても、それは今の自分にできないだけであって、将来の自分にはできると未来進行形で考える。まだ発揮されていない力が眠っていると信じるべき。
 
 京セラがここまで大きな企業になったのは、創業当時から大手メーカーがむずかしいと断った仕事をあえて引き受け、困難に打ち勝って次々と成功させてきたからだとも。
 
 しかし、第2章「原理原則から考える」からは、テクニックとは無縁の、稲森さんの人生哲学が述べられています。27歳で京セラを起こした稲盛さんは、セラミックス技術者のキャリアはあったが、会社経営の知識はゼロ。それでも経営者として決断をしなければならない。
 
 悩んだ末に行き着いたのは「人間として何が正しいのか」というきわめてシンプルな判断基準。
 
 嘘をつくな、正直であり、欲張るな、ひとに迷惑をかけるな、ひとには親切にせよ
 
 という、親や先生から教わった人間として守るべき当然のルールにしたがって経営を行うこと。

 
 あと、びっくりするのが稲盛さんは長期の経営計画を立てたことがない。
 
 今日一日を賢明に、真剣に生きることによって明日も見えてくる。そうした充実した一日の連続が、5年たち、10年経つうちに大きな成果に結実するーそう考え、肝に銘じながらこれまで経営を行なってきた。
 
 自分の人生でも5年、10年後を考えるのはむずかしいですが、毎日を懸命に生きれば良い結果が得られるというのはとても勇気づけられます。
 
 物事をなすには、自ら燃えることができる「自燃性」の人間でなくてはならない。自燃性になる最良の方法は「仕事を好きになる」こと。
 自分の仕事がどうしても好きになれないなら、まず一生懸命、一心不乱に打ち込む。どんな仕事でも、一生懸命打ち込めば良い成果が生まれ、楽しか面白さが生じてくる。そして更に意欲がわき、良い成果を生むという好循環を生む。

 
 自分の仕事に思い悩むことも多いですが、一生懸命打ち込むことなら誰でもできますね。
 
 
 第3章「心を磨き、高める」では仏門に入った稲盛さんらしい考えも。
 
 ・自分の人間性を向上させたいと思ったとき、そこにむずかしい修行は必要ない。日々の労働の中にこそ、心を磨き、高め、少しでも悟りに近づく道が存在する。
 
 ・神や仏は、あるいは宇宙の意志は、何事かをなしたひとではなく、何事かをなそうと努める人を愛する。なそうとしてなせない、おのれの力の至らなさを反省し、また明日から、なそうと努める人こそを救ってくれる。

 
 
 生き方に悩んだときのシンプルな方法を教えてくれる本だと思います。
 
 
 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村
 
スポンサーサイト
[ 2012/11/18 22:39 ] 人生論 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
◇◆
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。