FC2ブログ
ホーム > スポンサー広告 > 心を上手に操作する方法 (トルステン・ハーフェナー 著)ホーム > 教養・ノウハウ > 心を上手に操作する方法 (トルステン・ハーフェナー 著)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

心を上手に操作する方法 (トルステン・ハーフェナー 著)



心を上手に操作する方法 [ トルステン・ハーフェナー ]

他人に操られないように、心理操作の手口を学ぶ


ベストセラー心を上手に透視する方法の著者であるトルステン・ハーフェナーの続書です。


 本書は、筆者が訪問販売の男の心理操作に引っかかって、ニュース雑誌2誌とテレビ情報誌1誌の定期購読を申し込んでしまったエピソードを皮切りに、心理操作のテクニックを紹介しています。


他人から影響を受けるだけでなく、トリックに引っかかり、知らないうちに本来は望んでいないことをさせられる。そこが心理操作の恐ろしいところだ。それがどんな方法で行われ、特にどんな分野で心理操作が行われるのかを明かすのが本書の目的である。


 著者の本職はマジシャンですが、心理学の研究成果をよく調査していることに感心します。

 内容はほんとうに盛りだくさんです。主な内容は

・相手とラポールを築く方法
・催眠術の歴史と具体的な手順
・心理操作の6つの原理
・なぜ、私たちはだまされるのか
・私達の決断に影響を及ぼすもの
 (間違った決断をしてしまうのはなぜか?)
・相手を操る「質問の仕方」
・「顔の表情から心を読み解く」
・嘘を見破る方法
・言葉の魔力



 催眠術については歴史やさまざまな研究成果、そして催眠術をかける方法が詳しく書かれています。でも素人が催眠術をかけたら、催眠術が解けなくなって大騒動になった事例もあるので、怖くてとても使えません(汗)。


 本書でいちばん読み応えがあるのが「心理操作の6つの原理」です。

他者を操作しようとする人が、言葉巧みに商品を買わせたり、寄付をさせたり、譲歩させたりしたい時に、どんな方法を使っているのか紹介する。その方法を知れば、あなたは不用意にだまされずにすむ。


 その一部を紹介します。

[1] コントラストの法則
 客に大金を支払わせたいとき、ずるがしこい店員は、まず一番高い商品を客に見せたあとに、手頃な値段の商品を見せる。車の販売業者も同じ。まず車そのものの値段を客と交渉して決めてから、オプションを勧める。客にすれば、数百万の車を買ったあとに、数万円のオプション品で悩むのはけちくさい気がしてしまう。

[2] 譲歩の法則
 先にとても面倒な事をたのみ、次に小さな頼みごとをする。実はこの小さな頼みごとがもともと頼みたいこと。たとえば一万円貸してくれとたのみ、断られたら二千円でいいから貸してくれという。

[3] 一貫性の原理
 人間は一度決めたことは、あとで自分に不都合なことになっても変えたくないという心理を利用する。
 
 最初にお話した、筆者が訪問販売の男に引っかかったのはこんな手口。彼は最初にアンケートに答えて欲しいといって筆者に質問します。

 もし罪を犯した人が改心したら、その人を助けますか?

 もちろんですよ!

 (中略)

 世界中で起きていることや、様々なニュースに興味はありますか?

 そりゃあります。


 こんな問答をしたあとに彼はこう切り出します。

 私は罪を犯したことがあります。服役を終えて、深く反省しています。今は努力してまっとうに生きる道を探しています。あなたなら私を助けることができます。

 私はさまざまな雑誌の定期購読の営業をやっています。あなたは世界のニュースに関心があり、思いやりもある方なので、定期購読を申し込んで私を助けて下さい。



 筆者は引くに引けず、定期購読の申し込みをしてしまいます。まんまと手口にはめられたといった感じですね。


[4] ローボール・テクニック
 一貫性の原理の変則技。何かの取引を申し出たり、何かを頼んだりするときには、相手がそれを承諾してから、都合の悪い条件を後出しする。
 
 その例として以下の実験を紹介しています。
 
 教授が学生に、思考プロセスについての実験に参加するために、朝の7時に大学にきてくれと頼む。このとき、片方のグループの学生には、はじめに実験の時間を伝えた。すると24%の学生が参加を承諾した。
 もう一つのグループには先に実験に参加する気があるかどうかを尋ね、参加しても良いという返事をもらってから、じつは実験は朝7時から始まると説明した。するとそれでも良いですと、およそ56%の学生が参加を承諾した。(参加率が2倍以上になっている)
 

・相手を操る「質問の仕方」
 質問にはYes/No型の質問、オープンクエスチョンなどがあるが、AとBどちらにしますかといった二者択一の質問を使って、売上を上げることに成功したレストランがある。

 あるレストランが、卵入りスープを人気メニューにしようとした。店主は給仕係に卵入りスープをお客に勧めるよう命じたが、売上は上がらなかった。店主は同業者仲間に頼んで、それぞれが自分の店で卵入りスープを出し、売れるように努力することにした。
 すると2週間後、ある店で、この新メニューが一気に人気メニューに躍り出た。ヒットの理由はあきれるほど簡単だった。このお店では店主がお客さんこう質問した。
 
 卵がひとつかふたつはいったスープはいかがですか?
 
 するとたいていの客はこう答えた。

 それいいね。卵はひとつにしてくれ


 この本には、あなたがかつてはめられた心理操作もあるはずです。読んでおけばきっと将来の防御になりますよ。
 
 

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

スポンサーサイト
[ 2012/09/30 17:46 ] 教養・ノウハウ | TB(0) | CM(1)
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2012/10/04 00:37 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
◇◆
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。