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なでしこ力 (佐々木則夫著) アラフィフリーマンのビジネス書評

 ビジネス書を中心に、要点とツッコミを書いてます。

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なでしこ力 (佐々木則夫著)



なでしこ力 さあ、一緒に世界一になろう!


佐々木監督は、ただオヤジギャグを飛ばすだけの人ではなかった


 なでしこジャパンを世界一のチームに導いた、佐々木則夫監督のマネジメント論です。選手からは「ノリさん」とか、時には悪ふざけで「ノリオ」と呼ばれてます(笑)。


 本書のおおまかな構成は

(1)監督就任後、なでしこジャパンを世界のトップレベルに引き上げるために考えたマネジメント

(2)監督就任て後からワールドカップ直前までの試合を通じた、チームづくり
 (なお、本書が執筆されたのは2011年1月で、ワールドカップの半年前です)
    2008/2 東アジア選手権 優勝
    2008/8 北京オリンピック 3位決定戦のドイツ戦で敗れ、4位
    2010/2 東アジア女子選手権 優勝
    2010/5 女子アジアカップ(ワールドカップアジア予選)
           3位決定戦で中国を破り、ワールドカップ出場権を獲得
    2010/11 アジア大会 優勝
      (この後、2011/7 ワールドカップ優勝)

(3)監督としてのマネジメント論
  選手と同じ目線で接する
  自分をさらけ出す


 この本を読むと、佐々木監督が綿密な分析で戦略を立て、目標をチームで共有し、選手一人ひとりの個性を活かしたチーム作りをしてきたこと、そしてワールドカップ優勝という偉業もフロックではなく、しっかりと目標に見据え、実力でつかみとったことがわかります。


 あの澤選手をボランチに起用したのも戦略のひとつ。澤選手は15歳で代表入りして以来、一貫して攻撃的なポジションを与えられ続けてきましたが、佐々木監督は彼女のボールを奪うという才能に注目。

 得点を奪うためには相手からいかにボールを奪うかが大切

 そう考えていた佐々木監督は、澤選手のポジションを下げ、ボランチとしました。ほかの主力選手についても、強みや起用法が語られています。もうすぐロンドン五輪ですが、そんなことも頭に入れておくと、なでしこの試合が今まで以上に楽しめそうです。


 しかし、そんな佐々木監督ですら2006年に、なでしこのコーチとして就任した当初は

 ・勝手もわからないまま選手に溶け込もうとして空回りばかりしていた。
 ・さらに追い打ちをかけるように2度めの合宿で肉離れを起こし、選手より先に監督から戦力外通知を出され、凹んでいた


 とのこと。まさに大逆転の監督人生です。


 ちょっと前の話ですが、なでしこのワールドカップ優勝を記念して、アウディが監督と選手21名全員にアウディの車両を贈呈することになりました。

 贈呈式の会見で澤選手がこれまで高級な車に手が届かなくて心配だけどと言って、場の雰囲気が一瞬沈みかけたとき、すかさず佐々木監督がでも僕にはアウディと言って、会場を爆笑させました。一発のオヤジギャグで雰囲気を変える機転はさすがです。こんな監督なら選手も安心してついていけますね。ノリさん最高です!



お買い上げ、ありがとうございます♪


 
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[ 2012/07/22 14:44 ] マネジメント | TB(0) | CM(0)
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